します。まず東福寺。

いい仏像のいない寺は大抵退屈な俺ですが、ここは総合ポイント高い。
こんな具合に庭がよいのです。


続いて養源院。三十三間堂の隣です。

解説引用すると、
養源院の見どころは、本堂の左右と正面の三方の廊下の天井にある、伏見城落城の際に自刃した鳥居元忠らを供養している血天井です。血痕が生々しく残っており、手の指の後や人の姿など見てとることができます。また方丈には、俵屋宗達作の襖絵と杉戸絵(重要文化財)があり、これも伏見城で自刃した将兵の霊を供養するために描かれたものと伝えられています。杉戸の象や獅子や麒麟などを図案化した構図は、表現の奇抜さでも知られています。
宗達の象さんを見に行ったら、思いがけないシリアスでオカルトな場所でした。
この日の昼食には、うなぎの雑炊が食べたかったのですが、エンゲルがトゥーハイだったのでやめて、駅に戻って新福菜館。
実際そんなに美味しいわけでもないんですが、なぜか自分の中でどんどん美化されてしまう、困った食べものです。
この日は三十三間堂に行っておしまい。夕暮れが美しい日でした。
翌日の朝食は、スマートコーヒーへ。ここもいい喫茶です。京都はほんと喫茶天国。
かと思うと、こんなトピカルな店名もあり。
これは誘いやすいよねえ。
続いて千本釈迦堂。
ここは仏像的には素晴らしい寺。定慶作の六観音が特に。非常に満足。
続いて近くの喫茶「静香」へ。
素敵です。中はこんな感じ。
戦前ジャズやシャンソンがかかる店内。そして、デフォルトで「フレッシュ」入りのコーヒー。ママは小さいライザ・ミネリのようでした。
続いて、超定番の竜安寺を初体験。
観光客が多いほどギャグに見えるのは何故でしょう。東福寺の石庭がキング・クリムゾンなら、こちらはベルリン時代のイーノでしょうか。
続いて仁和寺。こちらも初体験。
つまらん寺の典型というか。いい仏像があれば一発逆転なんだけど。
丸田町でモリカゲシャツをのぞいたりして、夕食は一平茶屋へ。
ここは会社の同僚に教えてもらった、ガイドブックに載らない名店。日本に生まれてよかったと思わせる料理が次々出てきます。
翌日の朝食は、京都駅地下のイノダコーヒーのモーニング。
その後、京都国立博物館へ。『河鍋暁斎展』コレは見なくては。
面白すぎ。内容もそうだけど、観覧客の層が興味深く。西の人たちは、日常の延長上に芸術を持ってることを痛感。東京のように、ブランド意識でこういう場所に来てる感じがしない。
新京極ヘ移動。うなぎの「かねよ」へ。
うまい。2Fに初めて通されましたが、2Fもいかしてるぜ。
ちなみにこの日はレンタサイクルで借りたルイガノが大活躍。
MTBがいかに偉大な乗り物かを思い知らされました。で、鴨川沿いを北へ。
この日は暑かった。しかもビール飲んでたので(飲酒運転と気づくのは、いつも後のこと)えらい気持ちよかった。
嫁推薦の甘味の名店。宝泉へ。
住宅街のなかにあります。
こういう部屋で
こういう蕨もちを食べます。
絶品、らしいのですが、ニュー新橋ビルの居酒屋の付き出しのもずくみたいな味でもあります。本物は素材の味がする、ということです。
その後、けいぶん社で死ぬほど買い物して、御苑近くのお店でご飯食べ(疲れてたし酔っぱらってたしで、写真なし)、翌日は飛鳥まで遠出。今回の旅の目的のひとつ、橘寺へ。
聖徳太子が生まれた場所。ここの如意輪が美しいとの情報を得てきました。
遠目ですが、こんな感じ。
この日も暑く、嫁がダウン気味。自転車での移動がメインの飛鳥(奈良のレンタサイクルにはルイガノなんて洒落たもんは置いてない)を早々に切り上げる。でも飛鳥はやはり、とても美しいところです。
癒しと静かさだけなら日本の田舎どこにでもあるけど、ここには古代都市の特殊なエネルギーが残っていて、一種異様な雰囲気の場所です。
その後、奈良市内に移動。お好み焼きを食い、嫁と別行動で独りで京都に戻り、最愛の広隆寺弥勒菩薩半跏思惟に会いに。
この日の京都はもはや夏。ビール飲んでたせいもあり、暑くてしょうがない。太秦駅前でアイスを買ってかじりながら移動。弥勒をガン見したあと、風呂に入りたくなったので、ユニクロで着替えを買い、京都タワー温泉へ。立地も雰囲気も最高の、愛用のスポット。しかあし、異様にお湯が熱いので長居はできねえぜ。
旅先の風呂上りでビール飲まないなんてありえないので、京都駅地下のプロント(京都仕様)へ。
プレミアムモルツブロンドグラス入り、という世界で最も素晴らしい液体のひとつをいただく。京都駅の人の往来を眺めつつ、嫁を待つ。
年に一度京都に来て、その都度行く場所を探し見つけてるけど、考えてみると東京では全然そんなことしてない。京都のほうが詳しい気がしてくる。居心地のよい都市なのでしょう。
お店の絶対数が少ない割に、その質が高い。なんというか「渋谷系」の良質な要素が残ってる(あるいは元からある)ような感じがして、渋谷系の残骸としては、愛でる他ないのであります。特に、丸太町~烏丸御池周辺は、歩いていて楽しい界隈です。
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